昨日は親父をデイケアの施設から退院させてきた。
1m歩くのに5分ぐらいかかってしまう
これでは尿意を催してからトイレまで行くまでに
オシッコが漏れてしまう。
嫌がる親父に強く言って
買ってきた強力吸収の紙おむつをどうにか穿かせる。
尿瓶も買ってきてオフクロに
預けたが大丈夫だったかどうか・・・・・
今日はF病院に連れて行って入院させてもらうつもりだ。
面倒なことだとは思うけど、本当の介護はこんなもんじゃないと思う。
クソと涎にまみれて何十年もさせられたんでは堪ったもんじゃない・・・
実の親でも「死んでくれ・・・・」と思うのが普通じゃないだろうか
はてさて自分はどんな最期を迎えることになるのだろう
それでも昨日今日は次男がサポートしてくれているので
気分的には楽だ・・・・・
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午前10時に次男と親父を連れてF病院へ・・・・
受付を済ませて待合室で待つが待てど暮らせど名前を呼ばれない
受付の姉ちゃんに「まだか?・・・」と語気荒く言ったのは
お昼の12時過ぎ・・・・泌尿器科の先生は・・・
昔、親父が前立腺肥大の手術をした時にインフォームドコンセント
俺がやり込め、猛母が膀胱がんの手術をした時はその後医科大へ転院した
いわくつきのN先生・・・・・あまりいい顔はしない・・・・
でもそんなことは言ってられない
とにかくなんとか入院させてもらわなければ親父は一人でトイレに行けないし
猛母が親父の介護をできるわけもない・・・・・
「先生ッなんとか1週間でも2週間でも頼みます!」と頭を下げた。
医者も「それなら・・・・」としぶしぶ手続きをしてくれることに・・・
時間はもうすぐ午後1時・・・2時までにはあさっての発注を
いれなければならない・・・・・あせる・・・・・
俺は入院その他の手続きを次男にまかせ事務所にクルマを走らせた・・・
・・・・・・・事務所までの道すがら猛母から携帯に電話がかかる・・・
「今、どこや?」「どこやって・・・事務所戻るところや・・・・」
「父ちゃんは入院させたんか?」「今、アキラにまかせてきた」
「その入院、ちょっと待ってもらえ・・」
「あん!!???なんじゃそりゃ??!!!」
「とにかく待ってもらえ!」「んなことできるかい!たった今
頭こすりつけて頼んできたとこやぞ!!」
「どうせF病院は1週間ぐらいしか預かってくれんやろ・・・・
3ヶ月くらい預かってくれるとこがみつかった・・・」
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猛母の命令は絶対である・・・・・・・・・・・・・
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俺は次男に電話をいれる・・・・
「家のほうの都合で入院を見合わせることにしたから
連れて帰るって先生に謝ってくれ・・・・・」
哀れ次男はF病院の先生からさんざんイヤミを言われるハメに・・・・
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・・・・・・・・・すまんな・・・・・・・・・