昨日の午後、久しぶりにPへ商談に行く・・・・
先々週に金沢のPへの納入業者が一件倒産してしまったので
その業者が納めていた商品の代替品を持っていってみた。
8月の終わりからこっち食品業界は倒産が多い・・・・・
キムチやら浅漬けやらを机の上に並べて商談をしていたら
その横をアサクラさんが通りかかった・・・・・・
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と、今日の朝、午前4時ごろに書いて、続きは後から・・・・
と思って仕事場に行ったら、4時半ごろに電話がはいった・・・
「アサクラさんが通りかかって・・・・それからどうした?・・・」
Nである・・・・・かなり酔っ払っているみたいだ・・・・
「アキラが今、寝たわ・・・・$%#$&(・・・・」
酔っているのを悟られまいと一生懸命話すが、どうみても呂律が回っていない・・・・
久しぶりにアキラと飲んでうれしかったのだろう・・・・・
困ったオッサンだ・・・・・・
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Pの今のバイヤーは30代の人だ・・・・・
アサクラさんが気安く俺に声をかけ、それに対等に俺が受け応えしているのを見て
目を丸くしている・・・・・・・アサクラさんは今ではPの店の中では
営業本部長という一番偉いポジションに就いている・・・・・その若いバイヤーから
してみればいわば雲の上の人である・・・・
俺とアサクラさんは彼が新入社員としてスーパーま○ま○に入った頃から30年来の付き合いだ・・・・
昭和50年代の社会全体が活気のある頃、スーパーの店員と納入業者という立場に分かれ
俺達は丁々発止の戦いを毎日のように繰り広げていた・・・・・・
「お前はッ俺がこう言えばああ言うああ言えばこう言う・・・・素直にハイッと言えんのか!?
俺に逆らうのはお前だけじゃッ・・・・」
と、しょっちゅう怒鳴られたものである・・・・・
アサクラさんはそのバイタリティ溢れる仕事ぶりと明晰なる頭脳によって
部下からはとても慕われている・・・・・・・
だから俺は「アサクラさんとは仲良くさせてもらってます・・・・」
と、陰でこっそりささやき彼をダシにして担当者の信頼を勝ち得てきた・・・・
先週つぶれた菓子メーカーの商品もアサクラさんがま○ま○に居たころ紹介して
なんとか頼み込んで売ってもらい少しずつ売り上げを伸ばしていったのだ・・・・・・
アサクラさんはPに移ってからもその菓子メーカーの商品を取り扱ってくれて
俺にとっては各店の担当者に対してセールスがとてもやりやすかった・・・・・・
なんせこっちには「アサクラさんもよく売れるって言ってます」という
殺し文句がある・・・・・・・
「アサクラさん・・・○○屋、つぶれてもた・・・・・」と、俺が言うと
「そうか・・・・時代の流れかな・・・・」と、つぶやいて彼は立ち去っていった
・・・・・・・・・・俺は涙が出そうになる・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんか、つまらんな・・・・・