昨日の夕方にタカシからメール・・・・・
(んなもんは金の無心に決まっとる・・・・・・)
晩飯を食堂で一緒に食べながら
来春に迫った就職活動の状況や彼女との進捗状況を聞く
やつの話によると彼女とはまだ正式にはお付き合いしていないらしい
どうやら清く正しく美しいお付き合いらしいのだ
やつが交際を申し込んで、彼女の返事がもらえるのが23日だという。
まだまだだ・・・・・・ほんで今はどんな状態なのだというと
門限が厳しい彼女の家人の目を盗むように毎朝7時半に彼女を迎えに彼女の家に行き
彼女の部屋を訪れるという(その頃家人はみな出勤していて家にはいない)
ロミオはジュリエットの部屋に上がりこみ30分ほどまったりした時間を過したあと
やつのクルマで美容学校へ登校するという・・・・・・
ちなみに彼女は美容学校の1年後輩で歳は4つ下・・・・・
「んなもん、押し倒したらええやんけ・・・・」
「バカもの!そんなことができるか!?俺はマジメなんじゃッ・・・」
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へ〜〜そーーですか・・・・・と俺はビールをちびり飲む・・・・
「しっかし、金が無い・・・・バイトをしてもしても足らん・・・・」
「まッ そらそうやろな・・・・・いっそお前カミングアウトしたらどうや?
ええかっこするからアカンのや・・・・明るく軽く『ボク、金ないんですう』って
白状しらええんや・・・・・すっきりするでえ・・・・・・
だいたいお前のオカンと付き合い始めた頃、俺なんかやつの顔を見ていっちゃん先に言う言葉が
『今日、いくらもってる?』やったからな・・・・アハハハ」
「アホかッ んなカッコ悪いこと言えるかいッ?!・・・・」
「おかしいなあお前にも俺のDNAが組み込まれてるハズなんやけどなあ〜〜」
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昨日も小遣いをやったが、ガソリンも値上がりした昨今あれでは焼け石に水だろう
タカシの苦しい台所事情は続く・・・・・・
恋せよ勤労青年!・・・・・・人はそれを愛と呼ぶんだぜいッ・・・・