一昨日、駅前のH店に配達に行った時の話・・・・・・・
店の前に路駐しているクルマの前に数メートル空けてクルマを停めた。
荷台から荷物を降ろそうとすると後ろのクルマの運転席から怒鳴っている・・・「おい!!」
俺は後ろのクルマとの距離を目測し、険しい顔(たぶん)で近づいて行った
「こんだけ空いてりゃ出れるやろがッ!免許、持ってんのか!?おっさん!!」
と、怒鳴ってやるつもりだった・・・・・・
そして後ろのクルマの運転席を睨むと、古くからの知り合いの魚屋の社長だった・・・
さっそく俺は憎まれ口を叩く
「ありゃ?!まだ生きとったんかいなおっさん・・・・・」
この社長の息子と俺は同じ歳である・・・・つまりこの社長と俺はそういう歳の差だ・・・・
社長は相撲取りのように太っていて、顔はブルドッグそっくりである・・・
咥えタバコの社長に向かって俺の罵りはさらに続く
「ま〜だタバコなんか吸ってんかい?棺おけに片足突っ込んでるくせに!・・・・・」
社長はうれしそうにうひゃひゃひゃと笑い「これ吸わな生きていけん・・・・」と答える
ちなみに社長は「おい!」ではなく「やっさん!」と叫んでいたみたいだ・・・
心臓のバイパス手術を何度も繰り返し、それでもなお博打とタバコは止めない社長
昔、この社長の店に配達に行った時、店のパートさんに言われたことを思い出す
「アンタ、この店と親戚かなんかか?
いつもは難しい顔してる社長がアンタの顔みるとうれしそうに笑うんや・・・」
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そういう時代もあったなあ・・・・・おっさん、長生きせえよ・・・・・
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