次男の腹を見ていたら、学生時代の友人のヤマネ君を思い出した・・・・・・
ヤマネ君は鈴木のセンセが連れてきた男だがあの頃彼はとても痩せていた
俺が57kgでセンセが55kg、Nが53kgのとき彼は50kgを切っていた
そんな4人で毎日一緒に遊んでいたことがある・・・・・・
夜中の12時になるとワサワサとNの部屋に集まりマージャンを始める
昼近くまで闘牌を続け、倒れるように寝て目が醒めると夕方・・・・・
各々がバイトに出かける・・・・別れ際の合言葉は「12時集合な!・・・・」
(昼の12時では決してない、夜中の12時にNの部屋に集合だ)
一緒に遊んでいればエヘラエヘラと楽しいけど、毎日毎日学校も行かずに
こんなやつらと付き合っていたら俺の人生滅茶苦茶になっちまう・・・・・
マージャンの負けも少しずつ溜まってきたしなんとかこの泥沼のような生活から
足抜けせにゃならん・・・・・と彼が考えたのは想像に難くない
岡山だか広島だか忘れたがそこらへん出身の彼が「おめぇ〜らとは付き合いきれんわ・・・」
というセリフを残して俺達の前から姿を消したのは一緒に遊び始めてから
1週間ぐらい過ぎてのことだった・・・・・・・・・
「あ〜あ・・・またメンツが欠けちまったぜよ・・・・」と俺が嘆くと
「またイケムラ拉致してくるか・・・・・」とセンセがつぶやく・・・・・
可哀想な下級生のイケムラ君は最初のころだけはニコニコと俺達に付き合ってくれていたが
学年があがると下宿先を替え、二度と住所を教えてはくれなかった・・・・・・
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そんなことを考えていたらNがブログで下宿先でのゴキブリネタを書いていた
あのネタ・・・・・まさしくこの時期のもので「何食うて死んだんやろ?・・・・」
と思われたゴキブリをつまんで捨てたのはこの俺である・・・・・・
同じようなこと思い出していたんやなあ〜〜〜〜・・・・・・キショ・・・・・・
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横浜の一家は月曜に帰っていったが、俺の従姉弟のヒロコ姉さんだけ居残りで
親父たちの面倒を看てくれている
オフクロは腰痛でほとんど動けないし親父もあの通りだからとても助かる
このヒロコ姉さんが勤めている会社が社員を募集しているという
会社の内容を聞いてみるとかなり業績がいい。社員の待遇もいい
長男はどうか?と聞いてみると「手先が器用なら・・・・・・」という答え・・・
あとは本人の意思次第である・・・・・・・・・
俺としては待遇や会社の将来性を考えるとこれ以上のとこは福井では考えられない
と思うんだがネックは本人のやる気である
福井で母親と一緒に暮しているぶんには掃除や洗濯、食事の用意もすべて彼女がしてくれる
そこそこに働いてそこそこに稼いで・・・・・・・・・
・・・・・・・・これってちょっと前に流行ったパラサイト族じゃん・・・・
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(子育てにリハーサルはない)って言うけど難しいなあ・・・・・・
そりゃあアパートで引きこもり生活しているよりは今みたいに穏やかに暮していてくれるほうが
いいに決まってるけど、生活が安定したら安定したで今度は
親ってえのはそんなこと考えても仕方のないことなんだけど
自分らが死んだらこの子はちゃんとやっていけるんだろうかとかそういうことも考えちまうものなんだ。
なんとか頑張って横浜行く気になってくれないかな〜〜〜〜
っつうか話を聞くと(頑張る)ような職種ではないのだ
どちらかというと淡々とこなす・・・・みたいな・・・・・長男にはピッタリのような気がするんだが・・・
俺が心配している長男のやる気の中身は(一人暮らし)ができるかどうかだ・・・・
まッ それも会社に入っちまえば上司や仲間もいるだろうしヒロコ姉ちゃんもいるし・・・・
条件面では最高なんだがなあ〜〜〜〜・・・・・・・
こればっかは・・・・・喉の渇いていない馬を水のみ場に連れて行っても水は飲まないみたいなもんで・・
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