一昨日の31日には「走り納め」をして
昨日の1日には「走り始め」をした・・・・・・
いずれも5kmを35分もかかってしまう
17万km以上を走っている俺のボロロン号同様俺のエンジンも錆付いているみたいだ
レベル10になるまでに20分以上かかってしまう
レベル6で歩きながら徐々にレベル7・8・9と上げていくと
とたんに心臓が悲鳴をあげちまう・・・・・・
今度の榊原は10km、50分が精一杯だろう
45分を目標に置くと地獄の蓋を開けることになりそうだ・・・・・
たかが5分ということなかれ・・・・・・この5分の間には深くて暗い三途の川が流れている
Nには「お前が5kmを30分で走れたら100万円やるよ」と言い渡してある
5kmを早歩きで45分くらいで歩いて、これならいけるかも・・・・・と思うかもしれないが
やつにとっても最後の5分には地獄が待っているはずだ・・・・・
万歩計を携えて散歩にいそしんでいるというN
さて・・・・・どこいらへんどで「もうあの約束は反故や・・・」と宣告するか・・・・
まッ  今年一杯は大丈夫と踏んではいるのだが・・・・・
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父のようにお前も頑張れ、というのは子供にとって酷なことなのか?
それは乗り越えていかねばならない壁が大きければ大きいほどつらいことなのか・・・・・
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長男の会社の社長に猛母は暮れにカニを贈った・・・・・返事はない・・・・
その話を今日、猛母が長男にすると長男が余計なことはするなと怒り出した
会社の忘年会で、田舎の金持ちのボンボンだからばあさんはいつまでも心配なんだろうと
皮肉を言われたというのだ・・・・・・気持ちはわからんでもない・・・・
孫のことでさえそんなのだから猛母は最愛の息子の俺に関しては付け届けのオンパレードであった
俺の友達、友達の父兄、先生・・・・俺に関係のある人々にはことごとくアタマを下げて歩いた
俺は俺だからと胸を張って生きてはいたがその行為はうっとおしくもあった・・・・・
そして大学4年の夏、単身で親にも親戚にも友達にも行き先を告げずに北海道に渡り
民宿で住み込みのアルバイトを始めた・・・・・・・自分ひとりの力がどんなもんか試してみたかったのだ
夏休みが終わって下宿に帰って来たら、親戚のおじさんの説教が待っていた
両親は激怒しているという・・・・・・仕送りもストップするという・・・・・
猛母に北海道の札幌で民宿のアルバイトをしていたと告げると
お前みたいな半端人足を雇ってくれてお礼を言わねばならんから電話をかけると言う
はたして電話に出た民宿のおかみさんが猛母に言った言葉は・・・・・
「上手にお育てになりましたねえ〜〜あんないい子は見たことがありません・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・俺の勘当はたちまち解けた・・・・・・・
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長男も勝手に猛母がしたことに腹を立てるよりもっと自分を成長させることに勤めなければいけないのでは
なかろうか・・・・・・・
現場には誰よりも早く行き、今までの誰よりも早く仕事を覚え、周囲が舌を巻くような仕事をする
父は実力で周りの人間をねじ伏せてきた・・・・・・まッ 生意気だとバッシングも受けたが・・・・・
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とりあえず、猛母も棺おけに片足突っ込んでいるような状態で
これから余計なことはしないと思うし、俺もするなと忠告はするが
本来あるべき姿というのは従業員の家族から暮れの贈り物が届いたときには
「いつも頑張って仕事してくれてるのにこんないいものまで頂戴してどうもすみません」
と、社長から返事をもらうことなのだ・・・・・・・
長男よ・・・・・怒るなら自分の不甲斐なさに怒れ・・・・・・・
お前は真面目に仕事をしているのか?
それはお前の物差しではなくて世間の物差しで真面目と言えるものなのか?
屁理屈ばかりをこねまわしていないで、周りから頼りにされる人間になれ・・・・・
まッ とりあえずは遅刻なんか二度とするな!・・・・・・・
あせらず、たゆまず、怠らず・・・・・驕ることなく一歩一歩歩いて行け!