昨日の体重は60・70kg・・・・・トレーニングはサボリ
今日こそは・・・・今日こそは・・・・・ジムへ行こう・・・
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雀鬼阿佐田哲也は子供の頃に奇妙な遊びに耽っていたという・・・・
それは仮想の村を作って登場人物の人生を作り上げるというもの
まッ おままごとの男の子版みたいなものだが
そのうち登場人物がどんどん増えていって収拾がつかなくなってしまった
学校の帰り道に今日はアイツをこうしてとかこいつをこうしてとか
考えながら帰る・・・・・そのうち時間がいくらあっても足らなくなってしまった
夕方に親からご飯だと言われてもなかなかその場を離れられない
夜になってもなかなか寝付くことができない・・・・・それはもうパニックである・・・
ところが驚いたことにこれとそっくりな遊びを子供の頃にしていた
という有名人がいた・・・・・・漫画家の黒鉄ヒロシである・・・・・
黒鉄ヒロシは高知出身の漫画家で麻雀好きでも知られている・・・・・
どうも麻雀好きなヤツはこういった遊びを好む傾向にあるらしい・・・
俺がどうしてこんな話を書いたかというと
Nのやってることがこの話に近いと思ったからだ・・・・・
Nは一般的な学習塾がやるように一律にプリントを配って
さあやれ・・・・・というような教え方はしたくないみたいだ
それでも学習塾の看板を掲げている限りは一応授業というものはある 
しかしそれ以外にNは
一人ひとりの生徒の勉強の進み具合に応じてそのつど課題を与えていくのだ
Aの生徒は英語はそれなりの実力があるので今は数学のレベル3あたりを
させる・・・・Bの生徒は社会が弱いのでレベル2のプリントを・・・・
そんなことを複数の生徒達に向ってプログラミングしていく・・・
ところがこれが相手は生き物であるから一筋縄ではいかない
例えば、それなりの実力があると思っていたから他の教科をやらせていたのに
いつのまにか実力があると思っていた英語が錆付いていたりする・・・・
たった一人の生徒でも生徒の学力は万華鏡のように変化していくのだ・・・・
これが数人ならまだなんとか把握して導くこともできるが
生徒の数がどんどん増えてくるともう大変だ・・・・・・パニックである
それでもNは前進を止めない・・・・・「まだまだ俺はこんなもんじゃねえんだ・・」
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そりゃあ大好きな小説も読めないだろう・・・・・・
まッ 仕方ない・・・・・替わりに俺が読んでおいてやるわ
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今日の昼ごろに元ヨメからメールが届く・・・・
パパとママになってから30年経つ・・・・という・・・・
そうか・・・今日は長男の誕生日か・・・・すっかり失念していた・・・・
人の親になって30年・・・・・・・・・
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実はそんなこととは全く関係なく、今日の昼に用事で
元ヨメのマンションを訪れていた・・・・・・
部屋には誰もいなかった・・・・・・
元ヨメの部屋を見て、長男の部屋を見て、三男の部屋を見た
そこには生活の臭いが溢れていた・・・・・・
いったい俺はヤツらに何をしてやれるのだろう?
お前達は今、幸せか?・・・・・・・
そんなことを胸に、マンションを後にした・・・・・・
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ヤツらの人生を見守ってやりたい・・・・やっぱ、やらなければならないだろう
俺の家族なんだから・・・・・・・俺達はチームなんだ
結婚したといっても次男も当然俺のチームである・・・・・
いつまでも暑苦しい親父でスマンな・・・・・自分の運命を呪え・・・ナハハ