昨日の最高気温は35・6度・・・・・・
やはり35度を超えると暑さの質が違うな・・・・・
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猛母は昨日の午前中に何度目かの復活・・・・・まるでゾンビだ
朝一番で往診をしてくれて入院を強く勧めたK医師が
昼休みを利用して猛母の様子を見に来てくれた・・・・
ダイニングテーブルに座ってご飯を食べている猛母を見て
心底ビックリしておられた・・・・・・「信じられん!・・・」
昨日の午前中はK医師と在宅看護(死)について電話でいろいろと話した
K医師は基本的は往診は拒否していると言う
在宅で死ぬということにK医師は否定的だ・・・・・
家族に見守られて眠るように死ぬなんてことは絶対に無理だと彼は言う
いつ死ぬかわからない人間をずっと診ているわけにはいかないと・・・・
それに在宅で死んだ場合は必ず警察に通報して検死を受けなければならないらしい
昔はそうでもなかったが今は保険金殺人などが横行していて
在宅で死ぬということに警察も敏感になっているらしい・・・・・
そしてK医師の病院は医院であるから入院施設がないのだ
だから「ボクのところに通院できない患者さんは救急車で病院へ行ってください」
というスタンスなのだ・・・・・極めて明快である・・・・
そして彼は続ける
「だからボクはまだ開院してから死亡診断書というものを書いたことがないのです」
ナルホド・・・・・・・
ところが、ここにきて頑固な患者が現れた・・・・・猛母である・・・・
猛母はK医師に看取られ、在宅で死ぬということを熱望している・・・・
・・・・・・・・俺も困っているしK医師も困っている・・・・
猛母は根性と行動力のヒトである・・・・・・
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K医師は開院以来最初で最後の死亡診断書を書くハメになるかもしれない