取引先のP店が新しい納入システムを作ったというので
その説明会に行ってきた・・・・・・・・
ハッキリ言ってとても費用対効果が望めるものではない・・・・
うちの店にとっては経費が嵩むばかりだ・・・・・・・
どうして会社というのは大きくなればなるほど
コンピュータに頼ろうとするのだろう・・・・・・
確かにシステムを開発した人の言うとおりにすれば
いろんな無駄が削減されて仕事効率がアップするのだろうけど
定規で線を描くように行かないのが現実である・・・・
「お客様のために・・・・」と言いながら
本当は会社の利益のためにコンピュータを使い
結局、回りまわって不利益をこうむるのはお客様になるのだ
それがおつむの良いエンジニアは解っていない・・・・・
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説明会を聞いて、深いため息をひとつついて会場を後にした・・・
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そのシステムを導入したところでうちの店には何のメリットもないような気がするのだ
メリットどころかアイテムが減って売り上げが落ちる可能性すらある・・・・
長い目でみれば他社と勝負するには同じ土俵に上がらなければならず
そのためには同じ廻しをつけていなければならない・・・・・
それは解ってはいるが、あと何年この商売を続けているかわからない
俺にとっては判断に迷うところである・・・・・
こういう時にいつも教えを請うたヤマジンさんはもういない・・・・
攻め達磨の猛母に聞いてみたところで応えはハナから解っている
彼女は前進あるのみの性格だ・・・・・・・・
そういえば、あの猛母がたった一度だけ俺の前で弱気な一面を見せたことがある
俺が高校受験の時、県下一番の難関校を目指して頑張っていたら
「無理ならK高校に落としてもええんやぞ・・・・・
父ちゃんには母ちゃんから言ってやるから・・・・・」
とこっそり言われたことがある・・・・・・・
あんな強気の彼女の目からみても俺の挑戦は無謀やったんやなあ〜・・・