「自分の年齢に合った唄い方をしなさい・・・・・」
と、きっとレイコ姉は言うだろうが
俺たち、俺にとっては腹の底から叫ぶように歌えなくなったら
もうそんなのは唄じゃなくなるのだ・・・・・・
そういう意味でそんな唄い方ができる時間はもう残り少ない・・・
今日になっても俺の声はまだ枯れたままだ・・・・・
一発目が思いのほか大成功になっちまったから
2回目の開催のタイミングがとても難しくなってしまった・・・・
物事には何事にも潮時というものがある・・・・・・
同じメンバーで同じ場所で同じ遊びをしてみたところで
前回同様に腹がよじれるほど可笑しいかというと決してそんなことはないのだ
それがライブの難しいところであり楽しいところでもある・・・・
各々が自分の生活の中で仕事や家事に追いまくられ追い詰められ
それぞれのフラストレーションが溜まり臨界点に近くなったころ
「あ〜〜〜あの時はホンマに楽しかったなあ〜〜」
とぼんやりと振り返るような時期に
ポッと誘いの手を差し伸べてやるのだ・・・・・・
簡単なようでなかなか奥の深いゲームである・・・・・
一人でもシャウトしない人間がいたら俺の負けだ・・・・
次回は第二幹事にNを指名してやろう・・・・・・
ヤツへの宿題はもう考えてある・・・・・首を洗って待っていろ・・・
//////////////////////////////////////////////////////////////
そういえば・・・・・・・レイコ姉のメールによると
レイコ姉はあの晩、興奮したのか
朝まで眠れなかったそうだ・・・・・
「ったくッ、お前らときたら・・・・・・」と、また
彼女の眉間のしわを増やしてしまったみたいである・・・・
やっぱ次回はかなり間を置いてからそ〜〜っと誘わないと
「いやじゃ!!お前らと付き合うとワタイは寿命が縮む!!」
と跳ね除けられそうである・・・・・・