10か月ぶりに再会した鈴木のセンセはかなり痩せていた・・・・・・
「心労が絶えんのや・・・・・」と少女のようにうなだれる
このポーズに騙されてはいけない・・・・・あぶない、あぶない、・・・・
シュウちゃんが手配してくれた旅館に着いてから二人で風呂に行って体重を計る
俺が62・1kgでセンセが62・3kgだ・・・・・・たったの200gしか違わない
やはり自宅謹慎処分はあんなノー天気なやつでも相当堪えたみたいだ・・・・・
いったい何をしでかしたんだろうネ・・・・・・俺は根掘り葉掘り聞くつもりはない
話したくなったらヤツのほうから話してくれるだろう・・・・・・
俺の役目はバカっ話でもして「こんな奴でも生きているんだからたいしたことないか・・・・」
と、ヤツに思わせることである・・・・・・・・
夜はシュウちゃんも旅館に合流してバイキングをたらふく食べ、3人ともビア樽みたいな腹を抱え
旅館のゲームコーナーで何年かぶりに卓球に興じた・・・・・・・・
「俺は高校時代に卓球部のヤツに勝ったことがあるんやからな!」と大言壮言のシュウちゃんを
ジュースのうえ大逆転勝利で破り俺は小躍りして喜ぶ・・・・・・・・
やっぱりシュウちゃんは期待を裏切らない・・・・・・
そのシュウちゃん・・・・・娘が大学に推薦入学が決まったとかで
「今日は何を言われても腹が立たんわ・・・・・」とニコニコしている
紆余曲折あった娘の吉報に終始上機嫌のシュウちゃんだった