■

２〜３巡前からうすうす感じてはいたが、やっぱりと言う感じで
Ｎの細い指が牌を横に曲げる・・・・「リーチ！」
俺はＮの捨て牌の河を一瞥してすかさず「二・五萬、一点読み！！」と宣言する
Ｎは少しだけ顔をゆがめ「ハズレや・・・・」と苦しそうにうめく
俺は心の中で（当たりやな・・・）とほくそ笑む・・・・
それから３巡後、他者からポロリと二萬がこぼれ出る・・・・
Ｎは悔しそうに「ロン・・・・・」と言いながら自牌を倒す
「なあ！だから言ったのに・・・・ウソつきやなあお前・・・」
と言い募る俺にＮが恨みがましい目つきで反論する
「お前が言ったのは二・五萬や・・・・俺の待ちは二・五・八萬じゃ！
ったく！お前さえ居なけりゃ俺の生涯勝率はあと２割は上がっているはずや！」
////////////////////////////////////////////////////////////
俺の勘は人より少しだけいいみたいだ・・・・・・
でもそれはほんの少しだけで実際には何の役にも立っていない
先週の土曜、知多半島のビジネスホテルに向けて出発しようとしたとき
どうもイヤな予感が心をよぎった・・・・・・
そこで生まれて初めて・・・・そう！生まれて初めて
オートバックスの車両点検を受けに行ってみた・・・・・
係りの兄ちゃんにエンジン周りを重点的に整備してくれるように頼む
はたして、ドライブは快調に進み帰りの高速・・・・
違和感を感じて北陸道の長浜のパーキングエリアに入ってみたら
右後ろのタイヤがパンクしてペッチャンコだ・・・・・
そっかあ〜・・・トラブルは（エンジン周り）じゃなくて（足周り）のほうだったか
やっぱり俺の勘はこの程度なのである・・・・・
それからはＪＡＦを呼んで近くのオートバックスまで積んでいってもらい
新しいタイヤを買って交換して帰ってきた・・・・
まッ家まで帰りつけたんだから良しとしようか・・・・・