参加者が1万人以上のマラソン大会となるとスタート時の混乱を避けるために
ランナーは目標タイム別に速い人から整列する・・・
ABCDEFGHIJK・・・・・・
ボッチはF組で俺はJ組だった
なんとかボッチに追いつけないかと思ったが俺の先を行くI組・H組・G組のランナーさえなかなか抜けない
いつまでも周りはJ組のランナーばかりだ
やはりこれは制限時間のせいだろうと思う
富山・金沢の両大会は制限時間が7時間だったがこの福知山大会は6時間で切ってある
当然それなりに6時間以内にゴールできる自信のあるひとしかエントリーしてこない
富山の時は俺の周りは序盤から歩いているランナーばかりだった
そこで金沢の時はせめて周りは走っている集団に居ようと決めていた
今回はいつまでたってもJ組の集団から抜けることが出来なかった
コースは福知山から舞鶴まで行って戻ってくるという地図でみると
とんでもない距離のコースだが折り返し地点のずいぶん前でボッチとすれ違った
それから俺が折り返し地点まで到達するのに20分くらいかかったから
これはどう考えてみても30分以上の差をつけられていてボッチに追いつくのは無理と判断
とにかく完走を目指して体力を温存しながら走り
残り5kmあたりから出し惜しみせずに最後まで走りきった・・・
一方、ボッチは富山・彦根のマラソン大会の疲れが残っていたせいか
残り5km付近で急ブレーキ・・・・・心折れて歩いたらしい
(心折れて歩く)・・・・・この心境は本当によく解る
俺も過去に何度も経験している
走る気持ちはあっても身体が言うことを聞かないのだ・・・・悔しい
だからビビリの俺は体力を温存しながら走る
ここいらへんの匙加減を計りながら走るのがマラソンというゲームなのだ
ボッチは2週間後に湘南国際フルマラソンを控えている
それまでにはしっかり左足を治して完走してもらいたいものだ
でもなあ〜〜俺も経験あるけど、この歳になると怪我ってなかなか治らないんだよね〜
練習を中断すると足の筋肉はみるみる萎えていくしさあ〜
練習再開したら怪我の再発が怖いしさあ・・・・悩ましい問題なんだよね〜〜