俺の親父の旧制中学校時代の級友で成績優秀だった御仁が
親父に毎年宛てた年賀状に川柳みたいな句を書いておられた
俺の親父は6年前に86歳でこの世を去ったから今生きていたら92歳だ
だからその年賀状の句は20年ほど前のものだと思われる
どういうわけかその句だけが今でも俺の記憶に残っているのだ
『60までは生き易し、60からは生き難し』
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俺のこれからの人生は生き難いものなのだろうか?・・・
来年の春頃には生きているかどうかもわからないのに
ラソン大会へのエントリーを続々と入れている・・・・
ええんかいなああ〜〜〜
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近頃、めっきり朝晩が涼しくなってきた・・・・・・
いよいよマラソン大会でボッチに勝てなくなる・・・・
ボッチは言う「やっちゃんは坂と暑さに強いなあ〜〜」
このボッチの説は間違っている
俺は決して坂に強いわけではない
前半に飛ばしすぎて後半に足が止まってしまった苦い経験がなんどもあるから
上り坂は極力歩くことにしている。下り坂は関節を痛めないようにそ〜っと下ることにしている
暑さに関しては俺が暑さに強いのではなくてボッチが弱すぎるのである
例えて言うなら10km走だと、俺は年間を通じてだいたい55分前後で走りきる
それがボッチはというと冬場は50分前後で走れるのに
夏場になるととたんにパフォーマンスが落ちて1時間近くかかってしまうのだ
だから俺が夏場にタイムが伸びるのではなくボッチが落ちてしまうだけなのだ
したがってベストタイムで比べると10kmもハーフもフルもすべて
ボッチのほうが俺の記録を上回っている・・・・・
俺がボッチに勝てるのは太陽を味方につけた時だけなのだ・・・・
でもまあ勝負という点からすればそれはそれで結構面白い・・・・
タイム的にはどうみても勝つ見込みのない俺が太陽が顔をのぞかせるというだけで
ヤツに追いつくチャンスが生まれてくるのだ・・・・
まあワイワイ言いながらこれからも一緒にマラソン大会に出続けることになると思う