近頃、朝晩がめっきり涼しくなってきた・・・・・
昨日から今日にかけてはよく眠れた・・・・感謝、感謝だ
若い頃は晩年になったらふしだらな生活をするんだと心に決めていたが
ふしだらな生活というものは体力も気力も使わなければならん
暗くなったら寝て明るくなったら起きるという原始人みたいな生活が
一番楽ちんである
還暦になってそんな当たり前のことがやっと解った・・・トホホだな
昨日、高校時代のポン友Sのことをブログに書いたら
それを見たSから早速抗議のメールが届いた・・・・
俺は躁鬱病なんかじゃない!・・・・と
人間は自分の暗い過去は記憶の玉手箱の中に封印してしまうものらしい
Sは入学当初はマスターベーションの仕方も知らないくらい幼い内面を持っていたが
高校時代は自分の身体の成長に精神が追いついていかない感じだった
もともとF高校というのは伝統的に暗い暗い真っ暗な校風でかなりのパーセンテージで
生徒は精神を病んでしまうのだ
Sも高校一年の秋頃に太宰治人間失格を読んで自分の中のブラックホールに気づいてしまった
でも人はたいてい誰でも心の中に闇を抱えているものなのだ
それを俯瞰して見ることが出来るようになれるかどうかが成人になれるかどうかの境目だと俺は思う
Sは自分の殻の中に閉じこもる鬱の時期と感情を爆発させる躁の時期を繰り返すことによって精神のバランスを保ったのだと思う
そして自分の中の獣を飼い慣らし、分厚い羊の皮を被ることに成功した
ジキルとハイドの一丁できあがりである
まあそれでもSは本当にいいやつだ
明日は後半までヤツにへばりつくように走って最後の直線で追い抜くという戦法をとろうと思う
レース後の焼き肉が楽しみだ・・・・・