夜中の2時に目が覚める・・・・・・マラソン大会当日はいつもこうだ
細胞の一つ一つが刺激されて興奮し身体全体が熱を持って火照っているような気がする
それでも昨日は夜にカイロを受けてきてあったので1時間ほど本を読んでいたらまた眠れた
今年10回目のマラソン大会だった昨日の加賀温泉郷フルマラソンは惨敗に終わった
やはり前の大会から4週間も間を空けたのがいけなかったのだろう
自分が調子がいいのか悪いのかもわからずとりあえず一定のペースで走った
ところが15km地点を過ぎて18km辺りまで来たときに軽く目眩がした
昨日は気温がぐんぐん上がって全身は汗みどろである・・・・
俺は早々に走るのを諦めてしまった・・・・・棄権だ・・・
ところがなかなかお迎えのバスがやって来ない
仕方が無いので同じくリタイアした74歳の男性に「歩きますか・・・」
と声をかけて話をしながらとぼとぼとゴールまで帰って来た
一方ボッチは前半は快調に飛ばして5kmのラップは28分台でまとめている
そのままのペースで走れば4時間半を切ってゴール出来るはずである
ところがやはりボッチも暑さにやられたのか後半は大失速
最後の5kmのラップはなんと1時間7分だ・・・・もはや歩くより遅い
しかしボッチの偉いところは最後まで諦めないところだ
制限時間の6時間まであと5分を切ったところで夢遊病者のようにフラフラになりながらもゴールに飛び込んだ
俺はその様子を競技場のスタンドで涼しい風に吹かれながら寝そべって見ていた
「やーッ!頑張るなあ〜ボッチ・・・・凄いなあ〜〜・・・・」暢気なもんだ
しばらくするとボロ雑巾のようになったボッチが俺の処へやってきた
大の字に倒れ寝言でも言ってるようにグチをこぼす・・・・・
「あ〜〜〜アカンわ・・・・こんなんじゃ全然ダメや・・・・・
ウルトラなんか絶対走れん・・・・東尋坊白川郷も絶対無理や・・・・」
大丈夫だよ、ボッチ・・・・・君なら出来る・・・俺とは根性が違う
次回はペース配分を考えて頑張ろう