何年前かはもう忘れたけど、会話の中でふとNが
「お前はいくつまで生きるつもりや?」と聞いてきたことがある
俺は何も深くは考えずに
「さあ〜、自分で決められるもんでもないけど80歳ぐらいまでならなんとかなるんとちゃうかあ・・・」と応えた
するとNは「俺は60歳ぐらいやと思う・・・いっても65やろな・・・」
と話していた・・・・・
昨日のNのブログを読んでいたらNの塾の卒業生に子供が生まれたとかで
Nはこの子供と酒を酌み交わすまであと20年頑張ると言い出した
喜ばしい限りだ・・・・Nには長生きしてもらわねば困る
学生時代に茨木の俺のアパートで俺が寝ている間に俺のステレオを使ってNはNの彼女に贈るカセットを一晩中かけて作っていたことがある
俺にとっては幸せな時代の幸せな思い出である
だから俺が死んだ時はNには俺の枕元で一晩中レコードをかけていてもらいたいのだ
それにはNに俺より先に逝ってしまってもらっては困るのだ
ささやかな俺の願いである・・・・・・
それでもNは今日もまた(健康)と書いた紙をクシャクシャと丸めてポイっと捨てるような生活をしている
Nが塾生に向けて放つ「やる気、あんのか!?」という言葉をそっくりそのままNにぶつけてみたい気分だ
そのうちまたチクリと小言を言いに行ってやろう・・・・・・
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一昨日から元嫁が不在である・・・・・用事で鹿児島の実家に戻っている
俺にしてみれば毎朝彼女を彼女の会社まで送り届けるというルーティーンが無くなったわけで
それはそれで気楽でもあり寂しくもある・・・・・
人間は他者から必要とされていないと感じると哀しい気持ちになる生き物らしい