昨日も朝から雪かきである・・・・
会社が休みの次男も加わって一家総出で雪かきだ
こういうときに一番最初に音を上げるのはこの俺である
「なあ!・・・もう止めようよ・・・・腰痛いし、寒いし・・・・」
とたんに元嫁が噛みついてくる・・・・・
「ったくッ!何言うてるんや!!毎週毎週マラソン大会に出かけてるくせに!クソの役にも立たんな!!」
と俺に毒を吐く・・・・・
たった500gの体重増でも微妙にタイムに影響してくるデリケートな種目なんだということを鬼の形相の元嫁に説明するわけにもいかない
俺は小一時間ほど作業をしただけでこそこそと家に入った・・・・
それでも鬼嫁は追及の手を緩めてくれない・・・・
雪かきが嫌なら買い出しだ!・・・・と俺をせき立てる
俺は前日に続いてリュックを担いでスーパーまでの雪道を歩いた
もうヘロヘロである・・・・・・
もうヘロヘロである・・・・・
もうヘロヘロである・・・・・
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たぶん今の若者は知らないだろうけど福井には福井県人にしか解らない昔から言い伝えられたことわざというものがある
例えば「弁当忘れても傘忘れるな」
これは雨の多い福井特有のことわざである
そして近頃俺が思い出したことわざがある
それは30年ほど前、魚屋の爺さんから教えられたことわざだ
「雪は消えるけど恨みは残る」
昔は福井は豪雪地帯で有名だった
近頃はあまり積雪は多くは無いが昔は毎年1m以上雪が積もるのは当たり前だった
そんな頃は、雪に関してのご近所トラブルが絶えなかったみたいだ
やれお前の屋根の雪が俺の敷地に落ちてきた・・・・
やれ雪かきした雪を俺の敷地に放り投げたナ・・・・などなど
そんな雪かきのご近所トラブルに対して先人達は忠告をしてくれていたのだ
春になって雪はいつかは溶けて無くなるのだから恨みが残るような諍いは避けなければならない
そういう意味合いのことわざだと俺は思っている・・・・・
昨日、隣のオバハンが業者を雇って車庫の雪を下ろしその一部が俺の敷地にも落ちてきている
ここはやはり先人の意見を聞かなければならないだろう・・・・
うむむ・・・・・今回だけやぞ・・・・・
いつまでもヘラヘラ笑ってると思っていたら大間違いやからな・・・