昨日の午後、2月の雪で押しつぶされた庭の植木の補修をしたあと
茶の間でぼ〜っとしていたら孫娘がそろりとやってきた・・・・
何か話したいことがあるらしいが小学一年生の語彙力ではなかなか伝わってこない
まあそれでも去年ホテルのサウナで知り合ったインドの青年とのやりとりよりははるかにましである
根掘り葉掘り聞いてみたら
どうやら肩につける名札のようなものをどこかで落として無くしたらしい
お母さんは弟の面倒を見ているのでどうやら俺に付き合ってもらいたいみたいだ
俺に異論があるはずもない・・・・「んじゃ、行くか・・・・」と散歩に出かけた
集団登校で集まる公園から小学校までの道のりを孫と手を繋いで散歩した
昔と違って道はどこも綺麗だから落とし物があったら直ぐに分かる
結局小学校までの道には落ちていなかった・・・・・
学校に着いても校舎の中に入るわけには行かない
昔なら職員室までずかずかと入って行って「落としものは届いていませんか?」と聞くところだが
今は校舎のすべての扉は施錠されていて一切の侵入者は寄せ付けないまるで要塞のようである
孫と二人で今度は違う道を歩いて帰ってみたが落とし物は無かった
まあ しゃーないね・・・・・

    春の日に 孫の落とし物 さがす散歩    やすじ