遠藤周作の「沈黙」などの真面目な小説は一冊も読んだことはないが
面白エッセイ集は高校時代に片っ端から読んでゲラゲラ笑っていた
遠藤周作氏には成績優秀のお兄さんが居て学校の成績表はほとんどが「甲」が並んでいたという
甲乙丙丁という昔の成績表の表し方で周作少年の場合はどんなに良くてもアヒルの行進で乙ばかりだったらしい
そんなだから周作少年は兄に対してひどくコンプレックスを感じていたらしい
ところがそんな成績優秀の兄にもたった一つだけ弱点があって小学校に上がってもなかなか夜尿症が治らなかったという
そんなある日、夜中に周作少年は隣に寝ていた兄に起こされる
「周作、またやっちまったよ・・・・・」どうやら兄はまたお漏らしをしてしまったみたいだ
その時、周作少年の頭のなかにどんな思いが去来したのかは誰もわからないが
翌日の朝になってご両親は
兄の布団のなかに寝小便を、弟の布団の中に寝グソを発見して仰天した・・・・
というエピソードを読んでベッドから転げ落ちるほど笑い転げた覚えがある
どうしてこんな話を思い出したかと言うと
土曜に東尋坊ウルトラを走って翌日に大野マラソンでハーフを走るという蛮行に及んだ自分に置き換えてみたからだ
去年ボッチは日にちを勘違いして土曜の東尋坊ウルトラの翌日に大野マラソンにもエントリーしてしまったみたいだ
ところがボッチは間違いに気がついて大野マラソンはゆずれ〜る申請をして
大野マラソンは他のランナーに席を譲ったのだ
だから俺はボッチが敬遠したことをやってみようと思いついた訳である
ちなみに10kmもハーフもフルもすべてベストタイムはボッチのほうが俺より上回っている
俺がヤツに勝つにはこんなことでもしなければ勝てないのだ
しかしながらその代償は大きい・・・・・・
今日は朝からヘロヘロである・・・・これから3日間ぐらいは死んでると思う
寝グソはしないがトホホだな・・・・