俺たちヘッポコ長距離ランナーにとってレースの一番の目標はそのレースをいかにコントロール出来たかどうかという事なのだ
もちろん自己ベストは出したい気持ちはやまやまだが
自己ベストというのはいろんな条件が揃わないとなかなか出ないものだという事は経験則で知っている
だとしたら自己ベストの次に狙う物はそのレースにおける満足感ということになる
そしてどうすればその満足感が得られるかというとそれは自分のイメージ通りにレースを運べるかどうかということなのだ
だから同じ5時間でフルマラソンを完走出来たとしても前半に思いっきり飛ばしたおかげでガス欠になり後半トボトボと歩いてしまったレースと
イーブンペースで全行程を走りきり最後の100mでダッシュして完走したレースとでは
タイムの上ではほとんど同じであっても満足感という点では雲泥の違いがあるのだ
そしてまたどんなレースでも走ったあとには必ず反省をする・・・・・
前半のあんなとこで体力を使ってしまったのがいけなかったとか
タイム的にはほとんど変わらないのだから焦らずにエイドでは屈伸運動をしておけばよかったとか
もっとちゃんとサプリを飲んでおけばよかったとか
まあどんなレースでも必ずや反省点というものは出てくる物なのだ
だから「次こそは・・・・・」という気持ちが沸いてきて
それが次のレースへのモチベーションとなる・・・・・・
ところが・・・ところが・・・である・・・・・
先週走った宝浪漫マラソン大会30kではその反省点がほとんど見当たらないのだ
あれ以上はやりようがないと思えるほどの細心の注意を払って走った
それなのに最後のほうでは足が残っていなかった・・・・・
だから俺はこの前の宝浪漫マラソン大会でかなり自信を喪失してしまっているのだ
それでもマラソンのスケジュールはぎっちり詰まっていて待ってはくれない
そんな中での昨日の松本フルマラソン中止は実は本当に助かった・・・・・
これから年末までまだまだマラソン大会の予定が詰まっている
フルマラソンも5回残っている・・・・・
なんとか体勢を立て直して乗り切らなければならない・・・・
来年は間引き運転しようと心底思う・・・・・ちょっとぐらいは反省するサルなのだ