午前4時・・・・・どういう訳か目が覚めた・・・・・

鈴木のセンセの夢を見た・・・・何が可笑しいのか二人でゲラゲラ笑っていた

俺の下宿は関大裏の工学部の坂を下った先にある第2横山壮

鉄筋コンクリート造りの4階建てで一部屋4畳、トイレと洗面場は各階共同だった

鈴木のセンセは寝屋川に実家があったがほとんど俺の部屋で一緒に暮らしていた

夏だった・・・・・

この第2横山壮の屋上には大家が3台の洗濯機を置いてくれていて学生たちは自由に使っていいことになっていた

俺とセンセは溜まった洗濯物を抱えて屋上に行き洗濯機を回し始めた

すると、今着ている物もついでに洗ってしまおうということになり二人してTシャツもジーパンもパンツも脱いで洗濯機に放り込んだ

二人してスッポンポンである・・・・

夏の青空を見ながら俺たちはこれからどんな人生を送るんだろうなあ~とぼんやり考えていた

もう40年以上も前の話だ・・・・