昨日はマナブと銭湯へ行き食堂で晩飯を食べ事務所に戻ってきた。
アキラは彼女とデート(?)・・・・・・
9時過ぎに彼女のクルマで事務所まで送ってもらったみたいだ。
事務所に帰って来るなり毛布にくるまり不貞寝してしまった。
つらい恋ならさっさとあきらめて放り出してしまえばいいのに
一途なヤツはまるで修行僧のように頑なに頑張り続ける・・・・
挙句の果ては今朝になって
「どうしても(市場へ)行かんとあかんのか?」
と蚊の鳴くような声で泣きをいれる・・・・・・
使い物にならんやつは打っちゃって
マナブと荷物を積み込み、さっさと市場へ出かけた
今年の主力選手はマナブだ・・・・・・
タカシは、バイトを探せという俺の言いつけを無視して
バアさんやカミさんにたかる生活を変えようとしないので
数週間前に俺が直接リ○イムへ電話をいれてバイトとして雇ってもらった。
忘新年会で忙しい宴会場で毎日働いている。
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それでもアキラは気が咎めたのか5時過ぎになってノコノコやってきた。
しかしながら市場に来ても寒空に枯れ枝に止まっている渡り鳥のように
身体を震わせボ〜っと突っ立っているだけだった。
何度か「しかっりせんかい!」と怒鳴りつけたが、ぬかに釘・・・・
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俺が幼い頃、とても心根の優しかった俺はいつも近所の同じ年の
女の子に泣かされていたんだそうな・・・・・・
そんな時、俺の猛母は・・・・
「噛みつけ!噛みつかんかい!!・・・・」と心の中で念じたそうな・・・
その猛母の願いが通じたのかいつしか俺は噛みついても負けないタイプの
人間に育っちまった・・・・・・
しかしながら、そんな猛母の神通力も孫にまでは通じなかったらしく
俺の次男は泣かされても泣かされてもじっと耐えるタイプの人間に
育っちまった・・・・いい・悪いの問題ではない・・・・
もっとなんか方法はないものだろうか?
本来、次男は明るく真面目でひょうきんなタイプの人間なのだ・・・・
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やっぱりこれは「親の因果が子に報い・・・・」なのかなあ〜〜
トホホ・・・・・・・(TT)