今日は猛母が退院した・・・・・・
これで丹南病院も少しは静かになることだろう・・・・
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土曜の夜・・・・・
血管がとても薄くなっている猛母の血管は点滴の針に耐えられない
輸血の最中に液が漏れ始めてしまった・・・・・
幸いなことにここ6年ばかり付き合っている担当医師が
その日の緊急当番医で病院に残っていたらしい・・・・・
ところが土曜の夜の緊急医ということで無茶苦茶多忙だ・・・・
透析の患者を3人かかえ、そのうえ時間外の患者が列をなしている
そんなとこへ入院患者が治療を頼んでも来るはずがない・・・
と、看護婦さんは判断したのだろう・・・・
「ワタシがなんとかします・・・・・」と針を刺すが猛母の血管は手ごわい
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猛母の怒声が病院中に響き渡った・・・・
「アンタじゃアカン!!!○○先生を呼んで来なさい!!」
看護婦も負けてはいない
「だから何度も言っているでしょ・・・・○○先生は今、手が離せないんだって・・・」
こういうときの猛母は本当に恐い・・・・・
「来るか来ないかはアンタが判断することじゃないやろ!!
来るか来んか、ワタシと勝負するか??!!!!
いいから早く行ってこい!!!」
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はたしてまもなく○○先生がやってきてなんとか針を入れてくれた・・・
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来月18日には猛母は86歳になる・・・・・