目と目が合った・・・・・そんなバカな・・・・たぶん他人の空似だろう・・・そう思った・・・・・
昨日、元嫁とお中元を買いに福井で唯一のデパートに出かけたときのことだ
どちらからともなく声をかけた・・・・・
「トネくん?・・・・・・」「○○さん?・・・・・」
なんとそれは俺の初恋の女性だった・・・・・セピア色の思い出が蘇る
俺には忘れられない一枚の遠足の写真がある
昭和30年代の話だからきっと近くの足羽山にでも登ったのだろう
そして山から降りる前にクラスみんなで集合写真を撮ったのだと思う
級長だった俺と副級長だった彼女が最前列の真ん中で写っている
その二人の格好があまりにも対照的なのだ
彼女はリュックサックをきちんと担ぎ水筒を肩から斜めにかけて
スックと直立不動で立ちカメラをしっかりみつめている・・・・
一方、俺はというとリョックサックに入れていったであろう思われる
遠足の道具(レジャーシートや弁当箱や水筒やお菓子の袋や)を
全部手に抱えてさらに服もだらしなく、シャツはズボンからはみ出ていて
彼女の横に立っているのが余程嬉しいのかノー天気な顔をしてヘラヘラ笑いながら写っているのだ・・・・
なにやらそれから50年近くの二人の人生を暗示しているような写真だった
彼女とはどういうわけか人生のそこかしこで接点があったが
ついに俺は幸運の女神の前髪をつかむことは出来なかった
今にして思えばおもちゃ箱をひっくり返したような俺の人生に付き合せなくて良かったと思う
と、まあ、そんなことを書くと「どっぷり付き合わされたワタシはどうしてくれんのよ!」
とお叱りの言葉を頂戴してしまうので多くは語るまい・・・・・
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火曜日は元嫁が会社の飲み会で遅くなると言っていたので
リライムのサウナで知り合いと遭ったら誘って飲みに出かけようと思っていた
するとそんな俺の胸のうちを見透かしたかのようにポン友ヒデから携帯イン
「やすぅ!どうや?今夜あたり、軽く一杯・・・・」
俺に異論のあろうはずがない・・・・・・
結局午前2時ごろまでドンちゃん騒ぎをして帰ってきた
トホホだな・・・・・・まッ いっかッ・・・・あははははは