「勝って驕らず、負けて腐らず」

これは今をときめく将棋の2冠タイトルホルダー藤井聡太氏の祖母が彼に小さい頃から言い続けた言葉だ

俺はもっとも日本人らしい言葉だと思っている

そして他国と日本の違いはまさしくこれなのではなかろうか・・・・

日本では「試合」と呼ぶものが外国では「ゲーム」と呼ばれる

外人は勝てば歓喜し、負ければあからさまに悔しがる・・・・

そこには敗者に対する尊敬の念が欠けているような気がする

俺は決して正しいとか間違っているとか言っている訳では無い

「試合」と「ゲーム」の違いについて感じたことを書いているだけである

だからやっぱり俺たちはNと「ゲーム」をすると楽しいのだ

Nは勝てば小憎たらしいぐらいにケラケラ笑い、負けると本当に悔しそうな表情をする

だから俺たちはNのあの悔しそうな顔を見たいがために「ゲーム」に熱中するのだ

俺は思う・・・・「ゲーム」は楽しむもので「試合」は感動するものだ

人は真剣になればなるほどその結果に感動する・・・・

秋の北信越大会で敦賀気比高校が優勝した

来年の春の選抜高等学校野球大会は果たして開催されるのだろうか?

真剣な球児たちの「試合」を観て感動したいものだ