雪が舞っている・・・・・・寒い日だ・・・・・
猛母は話しをすることがなくなった・・・・・
呼びかけると薄目を開けることもあるが
直ぐにまた眠りの世界に行ってしまう・・・・・
昨日までは痛みに耐えているのか少し険しい顔をしていたが
今日は眠りながら時折微笑んでみたりする・・・・・
夢の中で親父と掛け合い漫才でもしているのかも知れない・・・・
「離婚する!!」が口癖だった猛母も
案外とあの親父のことが好きだったみたいだ・・・・
たぶん自分に持っていないものを親父が持っていたからだろう・・・
その親父がお迎えに来る日ももう直ぐだ・・・・