俺はなんでも畳むのが好きである
昔、ボッチの家に行ったときに何気なく使用済みのスーパーの袋を畳んだことがある
翌日ボッチの奥さんがそれをみつけ「アンタも見習いッ!」とボッチをなじったものだから
ボッチは今でもその時のことを持ち出して「お前が余計なことをするから!」と俺をなじる
決して俺は几帳面な性格ではない・・・・・それはただのクセである・・・
まあ近頃はその癖にもHSPとかいう名前が付けられているらしい
小さなことでも気にかかるものは気にかかるのだから仕方ない
毎日通っているリライムのサウナでも敷かれているマットがずれていると気にかかる
ずれたマットに座っているおっさんに向かって「ちょっとその尻どかせ!」とは言わないが
サウナに誰も入っていないときは隅から隅までせっせとマットの位置を綺麗に直す
たまに常連客に見つかって「トネさん、いつからリライムでバイトしてるんや?」とからかわれることがある
無くて七癖とは、昔の人はうまいことを言ったものだと感心する
昨日のリライムはとても混んでいた
コロナ禍の中でリライムのサウナは定員10名になってしまったので昨日の夕方は常に満席状態だった
当然マットも乱雑になっていたが俺は我慢するしかなかった
それぐらいの社会性はいくら俺でも持ち合わせているのだ・・・・・