こんなリタイアの仕方は初めてかも知れない

今までも色んなマラソン大会で何回もリタイアはしてきたがそれぞれにはそれなりの理由があった

脚の肉離れとか周回コースに心が折れたとか・・・・・

でも今回のリタイアはそれらとはどうも意味合いが違う気がする

要するに俺は走ることに飽きてしまったのだ

そんなしんどい思いをしてなんで走るのですか?と、よく聞かれる

それはしんどい思いをした分の何倍もの感動がゴールで待っているからですよ

と、俺は応えてきた

フルマラソン以上なら70回を超え、5k・10k・ハーフなどを入れたら俺のマラソン大会参加は300回を超える

そのどの大会においてもゴールではそれなりの感動を味わってきた

これはやってみた者にしか分からない・・・・他の競技では味わえないものなのだ

例えばゴルフでホールインワンを達成したとしよう

俺みたいなへなちょこゴルファーでも可能性はゼロではない

それでもそこに歓喜はあっても感動はたぶん無いだろう

やはり感動というものは自分自身の身体を酷使した向こうにあるものだと俺は思っている

これから再び俺はその感動を手に入れるために走り出すことが出来るのだろうか・・・・

立て!立つんだ!!&%$#ーーーー!!!!

俺はいったいいつになったら真っ白な灰になるのだろう・・・・・