昨日は午前5時に起床・・・・遠足の日の小学生みたいなもんだ
Sとボッチと勝山クロカンマラソンに出かける・・・・
Sは10kmの部、俺とボッチは20kmの部に出場だ
土曜は雨だったのに昨日の日曜は朝から晴れ間がのぞいてきた
暑さに極端に弱いボッチがスタート地点に立った時に隣で
「アカン!暑くなりそうや・・・・」と嘆く・・・・
俺は心の中で『お日様、もっともっと照って下さい』と祈る・・・
ボッチはここ最近のレースではスロウスタートを選択している
スタート直後は努めてゆっくり走り徐々にスピードを上げていく
そして後半まで力をためておき終盤に一気に加速するという作戦だ
俺のほうはいつまでたっても同じ戦法
5kmのコースならキロ5分、10kmのコースならキロ5分半
ハーフならキロ6分、フルならキロ7分だ
このタイムを目安に1kmごとを走ることにしている
目標タイムより少しだけ早く走れたならそれは貯金ということになる
しかしながらこの貯金が多いとそれはオーバーペースということで
そのうち必ずその貯金をはき出すことになりへたすると大赤字でゴールということにもなる
昨日は20kmの部だから俺はスタート直後からキロ6分のペースを目指して愚直に走った
ボッチは作戦通り極端にスピードを落として走っている・・・
途中の折り返し地点からしばらくしてから後からくるボッチとすれ違った
体調の加減が素直に表情に出るボッチが余裕の表情でニコニコしている
こりゃアカンな・・・・このぶんだと後半追い上げられて抜かれちまうかも・・・・
『お日様!もっともっとカンカン照りにしてください!』と俺は再び心の中で祈る
俺の祈りが天に通じたのかどうかはわからないが太陽はじりじりと照りつける
それでも昨日は気温のほうはそれほど上がらず爽やかな一日だった
結局俺もボッチもなんとか2時間前後でゴール・・・・
極楽湯で風呂に浸かったあとレース後のビールを堪能した
幸せだなああ・・・・・
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親父が死んだとき・・・・・俺は泣かなかった・・・・
お袋が死んだとき・・・・俺は泣かなかった・・・泣けなかった
涙の一つもこぼれなかった・・・・・
なんて薄情な人間なんだと内なる俺が俺をなじった・・・・
それでも俺は泣けなかった
きっと俺は俺が息を引きとるそのときまでもう泣くことはないのだろうと思っていた
ところが今夜、とんでもないことが起きた・・・・・
とにかく涙が止まらない・・・・・声を上げて泣く・・・俺は泣くしかしようが無い
俺は哀しくてしかたない・・・・怒りさえ沸いてくる・・・・
いったい神というものは本当に存在するのか?
居るというなら俺の目の前に雁首揃えて現れてみろ!
みんなまとめて俺がぶん殴ってやる!
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くそッ・・・・俺は無力だ・・・・・・