トイレの中にはいつも文庫本が置いてある・・・・
トイレの便器に座っているほんの5分ほどの間に読むためだ
だいたいの本は数ページ読み進めると面白くなってトイレから持ち出すことになる
ところがつまらない本はいつまでたってもトイレを卒業できずに毎日毎日ちょっとずつだけ読み進められる
今現在、俺がトイレの中で読んでいるのは沢木耕太郎著の「波の音が消えるまで」だ
稀代のノンフィクション作家が書き下ろした小説ということでいそいそと
9月頃に上・中・下の3冊をいっぺんに買い込み、読み始めた・・・・
ところが今は下巻の最後の方にさしかかっているというのに未だにトイレを卒業出来ていない
ハッキリ言ってつまらないのだ・・・・・・
どうしてノンフィクションの世界ではあんなに切れのいい文章が書けるのに小説となるとダメになってしまうのだろう
昔、同じくノンフィクション作家の山際淳司が書いた小説を読んだことがある
内容は全く覚えていないが面白くなかったという印象だけは覚えている
やはり小説とノンフィクションではラジオとテレビぐらいの差があるのだろうな
俺の例え方もカビが生えたような古くささだ・・・・トホホ・・・
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寝ても寝ても眠い・・・・・
まだまだ身体は休養を欲しがっているようだ・・・・・