「いえね!・・・ワタシには異論なんてものは無いんでがすよ!

でもね!うちには親の言うことを聞かねえ跳ねっ返りが沢山居ましてね!

そちらさんにご迷惑をおかけすることになるんじゃないかと・・・

それがワタシは心配でね・・・・」

とテーブルを挟んで親分が眼光鋭く胴間声で地味ん党の党首を威嚇する

地味ん党の坊ちゃん党首は額にうっすら汗を掻いてうつむくしか無い・・・・

今となっては過半数以上の議席を確保しても地味ん党はコウモリ党を切ることが出来ない

こうなることは容易に想像できたはずである

だからあの時、野中広務はこう言ったのだ

「我が党は毒まんじゅうを食べてしまった!」と・・・・

草葉の陰で気骨のある政治家たちが泣いて居るぞ・・・・