今更ながらにして思うのはやっぱりマラソンって刺激的なスポーツなんだなということだ

今ではどれだけの大会に出場したのか多すぎて数えることも出来ないくらいだが

その中でもこれはもう死ぬかと思ったという大会がいくつかある

まさしく死線を彷徨うというやつだ・・・・ベスト3をあげるなら次の大会だろう

能登和倉万葉の里マラソン大会2013(フルマラソン

横浜みちくさマラニック2018(60k)

加古川ラソン2018(フルマラソン

能登和倉は生まれて初めてのフルマラソンだったがレース直前に風邪をひいてしまって体調不良のまま強行出場したら地獄を見た

能登の冷たい海風に晒され低体温症になりなながらやっとの思いでゴールにたどり着いた

みぞれまじりの雪が吹きすさぶ海岸線の道路で何度も死に神を見たような気がした

あれ以来、フルマラソンでは必ず要らない物まで含めてどこで遭難してもいいようにリュックを背負うことに決めている

次の横浜みちくさマラニックは夕方の6時に横浜公園をスタートして翌日の午前6時までに箱根湯本まで走るという大会だ

これもまたしんどかった・・・・・8月の第1週の土曜にある大会だ・・・・

まずは、暑い!・・・・熱帯夜の中をひたすら走る・・・・60kだ・・・・真夜中だ

人間はこんな気温では走ってはいけない!

人間は真夜中には走ってはいけない!

人間はこんな距離を一晩で走ってはいけない!

俺は呪詛の言葉を呟きながらひたすら箱根湯本を目指した・・・・

ゴールしたときは本当に精も根も尽き果てた・・・・

結局この時の疲労が抜けきらないままその年の秋から冬のマラソン大会に出続けたから加古川ラソン大会で地獄を見る羽目になってしまったのだ

もうどれもこれも思い出すだけで

「俺も、よう生きてるなあ~~~」と自分で自分に呆れかえる・・・・

あんな命を賭けたレースに比べればゴルフは本当にぬるま湯である

ぬるま湯どころか足湯ぐらいの感覚だ

いつかまたマラソン大会が開催される時が来たならやっぱり俺はあの命がけのスリルを味わいたくてスタート地点に立ってしまうのだろうナ