「あのね・・・・トネさん・・・・・」
循環器内科の主治医は出来の悪い生徒に噛んで含むように話し始めた
「カテーテル手術をした患者さんの9割方は回復して再検査の必要はなくなります。でも残念ながら残りの1割の方は1年以内に再度症状が悪化されてしまうんですよ・・・」
主治医の先生は落ちこぼれ生徒を見るような哀れむような蔑むような目でじっと俺を見つめる
そうなのだ・・・浮かれポンチの俺はちょっと体調が戻ったのをいいことに暴飲暴食を繰り返し残りの1割に入ってしまったということなのだ
ん?なんだ?このシチュエーション・・・・いつかどこかで、の既視感・・・デジャブ~~~
そうだ!高校の時、赤点のテスト用紙を先生から返されたときのあの場面と同じじゃないか
「お前さ~~こんな点数取ってどーすんのよ?これじゃあ卒業出来ないよ・・・・」
あの時のあの場面と全く同じだ!
県立病院の主治医の先生は俺のかかりつけの町医者への申し送りとして年に1回の検査を要すると記してしまった
つまり俺は要注意人物としてブラックリストに載ってしまった訳だ
なんだかいつまで経っても落ちこぼれ人生だなあああ~~~~トホホ・・・・