俺の周りでは昔からちょっとした奇跡のようなことが時々起こる・・・・
きっとそういう星のもとに産まれついたのだろうが言葉では説明できないような事もたくさんある
日曜は10年ぶりの大阪マラソン大会に出場してきた
完走だけを目指して走り始めた俺は極力ペースを落とすことに腐心して走った
大きな大会になると周りのランナーに影響されてどうしてもペースが速くなってしまうのだ
そんな中、俺の隣を走っているランナーが一定のリズムを刻んでいるのを見て声をかけてみた
「兄ちゃん!ゆっくり走ってんな!どこから来た?」
「兵庫県です・・・・・」「兵庫言うても広いからなあ~~~」
「えっと~北部のほうです・・・・豊岡ってご存じですか?」
「そらあ知ってるがな友達がスキー場経営してるからな・・・」
「その方のお名前は?」
「シュウちゃん!今岡秀毅!学生時代からの腐れ縁や!」
「あ!その方、僕知ってます!スカイバレースキー場の支配人の方ですよね!」
「ええええええ!!!!!ホンマか??!!!」
なんと!彼はアウトドア関連の仕事でシュウちゃんとは年に一回は顔を合わせて商談をすると言う
こんな偶然てあるものだろうか?
大阪マラソンは3万人弱のランナーが走るマンモス大会なのだ
そんな大会で俺がシュウちゃんの知り合いに出遭う確率って、どうよ?
きっと天文学的数値に違いない・・・・・
でも実際に起こってしまうのが俺の星なのだ・・・・ちょっとというか、かなりビックリした
彼はとても爽やかな青年で、不満ばかりだった大阪マラソン大会で俺の気分を和らげてくれる一服の清涼剤になってくれた
ん?????
逆に言うと「このままではヤスジの不満が大爆発してとんでもないことになるからコイツを差し向けておこう」とご先祖様が天から差配したのかもしれない
まあそれぐらい今回の大阪マラソン大会は酷い大会だった
もう二度と出ないからどーでもいいけどネ・・・・