昨日、ポン友Kから矢継ぎ早にラインが入る
「ゴルフはいつから出来るんや?」「飲みには行けんのか?」「来月の何日からや?」
#$’&%%((&%$”$&’(&’%・・・・・・
あいつは何も解っていない
Kは7年前に急性心筋梗塞で県立病院に搬送され手術を受けたことがあるのだ
その経験からカテーテル手術を受けたらすぐに元の生活に戻れるものだと簡単に考えている
Kは知らないのだ・・・・Kがいかにラッキーだったかを
心臓のカテーテル手術とはそんなに安易なものではないのである
Kの場合は心臓を通っている太い血管の3本のうちの1本が詰まってしまったから緊急にカテーテル手術をしなければならなかったのだ
カテーテルの技術がなかった50年前ならヤツはとっくにこの世とはおさらばしていたのである
今はいくら技術が進歩したと言ってもやはり心臓の血管に管を入れるのだから慎重に慎重を重ねなければ万が一と言うことがあるのだ
万が一があったら「ごめん、ごめん」では済まないのだ
だから主治医の先生は何度も検査を重ね薬品などとのアレルギー反応も確認して万全を期してカテーテル手術に臨んでくれようとしているのだ
それをKときたら自分が死にかけたのだということが全く解ってなくて、なんでいつまでもかかっているんだ?みたいな口調である
全くもってノー天気にもほどがある・・・・・・
この20日間ほどの療養生活で俺の心臓も少しだけ落ち着いてきたような気がする
とりあえずここ2日間は「あ、やばい・・・」と感じることはなくなった
これからまだ20日間ぐらいはこの生活が続く・・・・
もうちょっと・・・もうちょっとだ・・・・春になったら遊んでやるがな・・K君