(人たらし)という点ではNの右に出る者はいない・・・・・
ヤツは誰とでも仲良くなる・・・・・・
学生時代、いろんなところで友達をこしらえてきては
「おもろいヤツがおるんや〜」とまるで小学生が珍しい虫でも捕まえた時の
ようなキラキラした顔をしながら俺たちに紹介したものだ・・・・
ヤツはまるでヤツが大好きな薩長同盟を実現させた坂本龍馬みたいな
気分だったのだろう・・・・・・
それからもヤツはヤツの人生の中で自分の周りの
いろんな人間をコラボさせて楽しんでいる・・・・・
不思議なことに誰も彼もがヤツの真面目さを信じて疑わない
ヤツがどんな不謹慎なことを口走っても
「N先生のことだからきっと深いわけがあるに違いない」
と皆が口にする・・・・・・・
「そんなことはないんですよ〜〜^
こいつは意外とヌケサクなんですよ〜〜〜〜」
と俺がいくら大声でわめいても誰も信じてくれようとしない・・・・・
残念だ・・・・・・いつの日か、満天下でヤツの化けの皮を剥いでやろうと
思っている・・・・・・・・
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今日は整形外科のM君のところへ行ってきた・・・・・
相変わらずM君はひらりひらりと舞いながら
独楽鼠のように仕事をしていた・・・・・
ナントカ療法士と理学ナントカ士は10人以上働いている
看護士の数は数え切れない、レントゲンとMRIの機会も揃っている
入院患者も多数居る、そのうえ近くの擁護老人ホームの人たちも診ている
俺のカルテを打ち込んでいる看護婦さんに
「先生って、病気になることもできんね・・・・」と水を向けたら
「すべての機能がストップしますね・・・・」
という答えが返って来た・・・・・・
M君はいったいどこから来てどこへ行こうとしているのだろう?
こういう時、俺はいつも思う・・・・・・
Nに見せてやりたいなあ〜〜^
ここにもおもろそうなヤツ、おるでええ〜〜〜