当たり前だが俺は死ぬのが恐い・・・・・
それでも人間はいつかは死ぬもんなんだということぐらいは
小学生並みには解っているつもりだ・・・・・
でも同じ死ぬにしても死に方というものがあるだろう
俺は俺の人生が突然閉じられてしまうのは絶対イヤなのだ
だから当然、交通事故などでは絶対死にたくないのだ・・・
そして人並み以上に想像力があるのかいろんな場面で
その想像力からくる恐怖に追いかけられることがある・・・
たとえば観覧車で景色を眺めている時、自分が乗った観覧車が
頂点に差し掛かると
「今、ここから落ちたら絶対死ぬやろなあ〜」と思うと
お尻がこそばくて仕方なくなる・・・・・
だから俺はMRIも苦手なのだ
あの器械にガッチリ挟まれた状態の時
「今、地震が起きたら絶対逃げられんやろなあ〜〜」と思うと
恐怖でわきの下にビッショリ汗をかいてしまう・・・・
逆に思う・・・・どーしてみんな恐くないのだろう・・・・
今では少しずつ慣れてきたが昔は高速道路を走るのも恐くて仕方なかった
時速100kmを超えて運転している時は
「こんなスピードで走ってるときに接触事故を起こしたら
まず命はないな・・・・・」と思ったら恐くて仕方なかった・・・
俺はゆっくり死にたい・・・・・・
毎日ゆっくり散歩をし、ゆっくり日向ぼっこをし、ゆっくり寝て
ゆっくり毎日毎時間昔を思い出し・・・・・・
あ〜あの頃は面白かったなあ〜〜とかみ締めかみ締め
そしてある朝、布団の中で冷たくなっている・・・・・
それが俺の理想の死に方だ・・・・・・
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俺はまだまだ死にたくない・・・・・・