昨日は蒸し暑い一日だった・・・・・じっとしていても汗ばむ
俺は土曜のウルトラマラソンの疲れをまだ引きずっていて一日中ゴロゴロして過ごした
暢気なもんだ・・・・・
土・日にマラソン大会の予定を入れ、年甲斐もなくヘロヘロになるまで走り
月・火・水と死んだような生活を送り、木・金とちょっとだけトレーニングをする
こんな一週間のタイムスケジュールの生活がずっと続いている
自分一人で楽しんでいる分には構わないがこの生活に友達まで巻き込もうとすると問題が生じてくる
実はここんところのどの奥に小骨が引っかかっているような感覚があるのだ
先日なんとはなしに高校の同級生のSに電話をしたときのこと・・・
俺はただヤツの声が聞きたかっただけなのに
ヤツはいきなり「いや〜〜忙しいんだよ〜〜〜」と切り出してきたのだ
俺はこの一言ですべてが見えてしまった・・・・
(俺は忙しいから君たちのバカげた趣味に付き合ってるヒマはないの!)
つまりはそういうことである・・・・・
気持ちはよく分かる・・・・俺が君でもそう思うだろう
逆に俺が君ならこんなイカレポンチの俺なんかとは絶対に付き合わない
勝手に好きなだけ走ってろ!と、ポンと突き放すに違いない
ところが気持ちの優しいSは年に何回かはこの俺のバカげた趣味に付き合ってくれるのだ
最初は年に一回、鯖江ラソンだけだったのが子供が親にお菓子をねだるようにSにすがりついたら
「んもうッ・・・今回だけだよ・・・・・」と言いながら
ほかの大会も付き合ってくれるようになってしまった
元々、Sも走ることが嫌いな訳ではなく若い頃の記録はとんでもなく早い
しかしながら今は加齢による体重増加と酒好きが祟ってゆっくりとしか走らない
なによりもモチベーションの持ちようがないのだ
それでも俺に付き合ってくれるのは奇跡みたいなものだ
だから俺はこの奇跡が続くようにSの機嫌を損ねないように慎重にそ〜っとお願いするしかないのだ
子供がよくやるでしょ
「お願い!一生のお願い!このお菓子買ってくれたらもう二度と言わないから!!」
この夏、俺は子供が友達の家に遊びの誘いに行くようにSの会社を訪ねようと思っている
「ノ〜ブユ〜キちゃん!!遊び〜〜ましょ!!」
家の中から「宿題済むまで行っちゃダメです!!」って親の叱責が聞こえて来るかも知れない