先日、三男が来て世間話をしていた時・・・・・

「父は本当はな・・・・子供たち三人と、お前らの母親と5人で居る時が一番愉しいんや・・・」と話したら

「どの口が言う?!」と、なじられた・・・・

そう!その通りである・・・・その5角形を崩したのは外ならぬ俺なのだから・・・

俺の猛母は死ぬ間際に「喧嘩は損や・・・・喧嘩は・・・・」と呟いた

火の玉のような性格だった猛母はその一生をほとんど喧嘩腰で過ごしたのだ

俺は猛母に対して「どの口が言う?!」と思ったものだが

自己矛盾のDNAはしっかり受け継いでしまったのかもしれない

ある漫才師が中学生の頃に父親が突然「解散!」と言って蒸発してしまったらしい

彼はその当時のことをホームレス中学生として小説にして大ブームになった

俺はこの逆パターンをしてみようかと思っている

そろそろお迎えが来る頃を見計らって「集合!!」と叫ぶのだ

そして息子たち3人と元嫁が見守る中であの世に旅立っていく・・・・

こんな幸せは無いだろう

俺の枕もとで3人の息子たちがわーわーと話をする

元嫁が「ちょっと!アンタたち!!いい加減に静かにしなさい!

お父さんが寝ているでしょ!今に怒られるわよ!!」と子供たちを叱る

俺はその声を聴きながら旅立っていくのだ・・・・

これ以上に幸せなエンディングは思いつかない

まッ んなこと言っても現実は厳しいものなんだろうな・・・・

しゃーないネ・・・・でも夢を見るのは俺の勝手だ・・・あはは